ご法要とご法事について

故人を偲んで行われる「ご法要」は、忌日つまりご命日を基準として営まれるものです。

お坊さんのお経、焼香が行われるのがご法要皆様でお食事をしたりということを含んで「ご法事」と言います。

近年、初7日忌は簡略化し葬儀日に合わせて執り行われることが多くなりました。49日忌は故人の御霊が再び輪廻される場所が決まる日にちとされており、故人の行く末の御平安をお祈りするためにとくに盛大に行われております。

ご法事の場所

ご法事を行う場所は、お寺以外のご自宅・墓所などでも構いません。ご供養するご先祖様のお位牌をご用意していただければ場所は問いません。

ご法事と埋葬

東京近辺では、49日忌に合わせて埋葬をする風習があります。しかし、これは寺院境内にお墓がある方が、49日忌と同時に埋葬するのが都合がよかったので広まった風習で、いつ埋葬しなければ、という決まりは特にありません。

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年回法要を営む年

●49日忌(御命日を入れて49日目)●百カ日忌(風習により営むご家庭もあります。100日目)

●お盆のお経(新盆/にいぼん・しんぼん/は御他界されてはじめてのお盆に御先祖の御霊がご自宅にお帰りになられる、と言われることからご自宅/もしくは墓前/でご供養のお経を上げる風習があります。ご家庭によって7月・8月どちらの月を選んでいただいてもかまいません)

●1周忌(御命日より丸1年目)

●3回忌(御命日より丸2年目、つまり3年目の頭)

●7回忌(御命日より丸6年目、7年目の頭)●この後は3と7のつく年、たとえば13回忌(丸12年目)、17回忌(丸16年目)といった具合で年回忌の定めがあります。

ご法事を行うタイミング

ご法事の日取りは、古来「目安として」御命日を基準としてその前に行うという風習があります。

しかし、今日、盛夏が厳しい、ご入院のご予定がある、海外出張のご予定があるなど御命日付近に日取りをすることがむづかしいという場合も見受けられるようです。大幅に前倒しをしたり、あるいはご都合がついてからご法事を催されても大丈夫です。

コロナ禍で御法事の機会を失してしまった、という場合もあるかもしれません。3回忌を丸3年目に行うもよろしいでしょう。いずれにしてもご家族が後悔のないようにお過ごしをされることがよろしいかと思います。

くわしくは本文「心風舎が提案する新しい供養の風」をご覧ください。

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2022年04月05日